かれこれ、ずっと海に入っておりませんでした。
どうしてかというと・・・・・
年明けからの大雨続きで、ワイキキの下水施設が支障をきたし
どうにもならなくなった時点で、その汚水をアラワイ運河に流しました。
アラワイ運河は海へとつながっています。
いつだったか数ヶ月前、アラモアナ付近にあるヨットハーバーに
男性が海に転落し、傷口からバクテリアが繁殖し死に至りました。
海はかなりの危険度で汚染されてしまったのです。
しばらくの間、ずーっと遊泳禁止のマークがビーチに立ち
たまーになにも知らない観光客の方が泳いでたそうですが
ロコの人たちは一切海には近づきませんでした。
ようやく遊泳禁止マークもはずされ、少しずつ人がビーチへ戻っております。
でも、Liliaはやっぱりまだ泳ぐ気になれませんでした。
サーフィンや泳いだりする友達に「海はどう?」と聞くと、
「きれいになったよ」の返答。
Liliaも、もうそろそろ海に入らないと禁断症状がでてしまうぅ~~~!
ってことで、昨日海に行って来ました。
じつは、Liliaが海に行くには特別な理由があるんです。
「どうも海に入らないと気分がのらない時」や
「ちょっとここのところ溜まったストレスと邪気を浄化したい」という目的で
Liliaは海に行きます。
ハワイの文化はどことなく日本のそれと通じてるところがあるんですが
そのうちのひとつに、ハワイの人も塩をお清めに使います。
ただ、こっちの人は大胆で、身体ごと塩で清めるために
頭のてっぺんまで海につかります。
海につかれないお年寄りの方などはお塩を身体にまきます。
日本と似てるでしょう?
私が向かったのはワイキキにあるカイマナビーチ。
ビーチに向かう前にカピオラニパークを一周。
汗ばんできたところで、ビーチへいざ出陣!
サーフボード、ブギーボードをもったロコの人たちの姿もみえます。
そっかぁー、皆私同様、ビーチに戻ってきたのね。。。と思いながら海へ。。。
カイマナビーチはいつもLiliaがいくお気に入りビーチ。
ちょっと泳ぐと、さんご礁があり、魚に遭遇することもあります。
海水の透明度もワイキキにしてはよく、足元も透けて見えます。
今日は思ったより人がいません。
ま、平日の昼だし、こんなもんでしょう。
着ているものを脱ぎ、水着だけになり、一歩ずつ波打ち際へ。
?????
なんじゃぁ?なにがういてるのっ????
海藻のようなものがうじゃうじゃ浮いてます。
海藻とは思えないものも、混ざって浮いてます。
うぅぅっっっ・・・・、いつもの海じゃない・・・・・。
でも、ここまで来たからには引き下がれません。
一応海に入ります。
おぉぉぉ~~~、なんか、ぬるぬるする・・・・・ような気がする。。。
人の想像力はたくましいですねー。
本当にぬるぬるしてたのか、私の単なるイマジネーションなのか、定かではありません。
・・・ もしかしたら、波打ち際だからこんなに汚いのかも ・・・
必死で、少し沖まで泳ぎます。
しかーしっ!!!
かなり泳いでも海水の透明度は最悪、ぬるぬる加減もそのまま、
しかも水面に変な泡がたーくさん浮いてるしぃ~~~。
うえぇ~、きもちわるいぃぃ~~~~~!!!
顔は絶対つけないようにして泳いでたものの、耐えられず、
ひさしぶりの海も、ものの数分で退散!
そういえば、ほかに泳いでるひと3人くらいしかいなかったなぁ・・・・。
ハァー (--;
いつになったらあのきれいな海に戻ってくれるんでしょう。
もしくはたまたま波があれてて、ごみが集まってきてたのでしょうか・・・
んー、そう思いたい。
これは天災ではなく、人災だと思います。
今後のことも含め、下水施設の強化してほしいと思います。
その海に住む、魚やイルカ、カメさんたちなどなど、
彼らのことがとっても心配なLiliaなのでした。
だって、水は彼らの生きている場所。
私たちでいう空気と同じなくてはならないものなんですから。
あっ、一応ここに記しておきますが、わたくし指に傷があったことを
海からあがって思い出しました。「どうしよぉー、化膿したら!!!」と
ビクビクしておりましたが、今日現在なんともないです。
泳ぐには身体的支障は、ないみたいです。
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by lilialoha
| 2006-05-27 12:41
| Life Style